~新幹線の和風トイレ~
今の話しではありません。
僕が新幹線車両検査掛をしていた当時、和風トイレの前の板(厚さ3mmほどの合板)がよく穴状に破損が頻発
※:写真でいえば握り棒付近です。
見てくれも悪いので相応の板を張って交番検査などで応急処置をしていたものです。
和式トイレと洋式トイレは対で設けられています。
その洋式トイレにもキリのようなもので穴が開いています。またいたずら!?
覗いても前に和式トイレ側の板((30mmほどの空間のを挟んだ二重板)がありますから「真っ暗」ですから大して気にしていませんでした。
・・・
ある日、点呼で次のような指示が出ました。
「トイレの壁の穴は速やかに塞ぐこと」・・・・??
ふむ?フム!
・・・
その説明によると「和式トイレの金隠し上部に穴、洋式側は高めに穴」・・・つまり不埒(ふらち)な人物が洋式側から斜めに和式トイレを覗いていたのです。
それにしても寸法を測って<シッカリ覗けるよう>に穴を開けたわけですから驚かされます。それを発見した車両検査掛にも感心します。